発達障害 聴覚認知が弱い人の場合

 

認知方法

発達障害の場合、聴覚認知能力と視覚認知能力に偏りがあることがあります。

聴覚認知とは、音を言葉を聞き分け、言語として理解する能力です。

私の場合、聴覚認知が弱いほうです。そのため口頭での指示に対応するが苦手です。

 

口頭指示

口頭による指示に対応するには

  1. 音を聞き取る
  2. 聞いた音を言語として変換する
  3. 指示の意味を理解する
  4. 指示に対応するために考える
  5. 実行する

というプロセスがあります。

 

聴覚認知が弱い私の場合、音を言語として変換し理解することに時間がかかったり、曖昧に音を聞き取り間違った言葉として理解していることがあります。結果、指示に対応するのに戸惑ったり間違えたり時間がかかって、他人から「バカ」「鈍い」「ノロマ」と言われることがあります。

 

聞き取れなくてトラブルに

先日友人とバーベキューに行きましたが、夫に「そこのカップとって!」と言われたときに咄嗟に意味がわからずフリーズしてしまいました。結局、夫が来て私の前にあるテーブルの上にあった白いプラカップを持っていきました。汁物ができたからプラカップがほしかったそうです。後で、夫に「ポンコツー!」と怒られました。

※夫とは仲良しなので「ポンコツ」と言われても私は気にはしてません。私のポンコツに時々イラっとしているのは理解してますが、夫も私が私のポンコツに悪意がないことを理解してます。

 

文章、図で伝えてほしい

聴覚認知は弱いですが、視覚認知は強いです。口頭で指示されるより、紙やメールなどの文章で指示されるほうが楽です。仕事は口頭で教えられるより資料を熟読して覚えます。電話よりメールやSNSでのメッセージを利用して生活しています。

 

また私の場合は、女性の割りに空間認知能力が高いようで、文章で説明されるより、地図や図表のほうが理解しやすいです。誰かに道を尋ねなくても、今の時代、スマホですぐ地図が見られるので快適ですね。