うっかりママのblackyです。
先日、息子の食事が進まず困ったので、一時的にどんぶりものだけにすることにしました。
どんぶりスタイル1日目。 – ADHDうっかりママのポンコツ平常運転。
焼きカレーにした日もありました。
食べ終わるまで待てばいいのですが、私は、そんなに出来たママでもないので待てません。食べ終わらないとお皿を片付けられず、他にやることもたまっていき、私の作業がなかなか終わらず困っていました。
息子には三角食べが難しいのだろうと思い、どんぶり1品に集中させてみました。
息子の食べ方を観察
どんぶりを食べているのを観察していると彼の食べ方がわかりました。
箸フォークなど持たない左手がぷらぷら暇しているとは思っていましたが、片手で食べようとして、いや両手を使おうという発想がわかないのか、お皿に手を添えないからお皿が動いてしまうことがありました。
お皿が動いてずれると今度は体を傾けます。いや、お皿を近づければいいのに。
お皿が遠くなって食べるのが難しくなり、そのうち時間が経ってしまい、飽きてしまうのだとわかりました。
利き手ではないほうの手をうまく使えないのは、そもそも息子は利き手の使い方ばかり意識していて、それ以外はあまり意識していないようです。
食事の仕方の見直し
私は息子がしっから食べられるように以下のことをしました。
- 左手を使い方を教える
- 姿勢を保つようにする
- 時間を決め、コアタイムをつくる
食事を食べるときに、左手について「今はお皿に添えるんだよー」と声かけし、
我が家はちゃぶ台(こたつ)で食べていましたが、姿勢を保ちやすいように息子は小さな椅子に座らせました。お皿がずれて遠くなったら、「お皿を近づけるんだよ」と説明しました。
食べ終わる時間を決め、時計を見えるところに置きました。食事時間の目安が息子にはあまり伝わっていなかったようで「早く食べて」というだけでは息子につたわらなかったようです。「15分で半分ぐらい食べよう」など声かけしました。
しばらく続けてみて、まだ両手をうまく使えてはいませんが、私の意識が変わりました。息子に「早く食べて」ということが減り「今は○○をしよう」と動きを細かく教えることが増えました。「早く食べてー!」と注意するときは、怒鳴ってしまい私も必死でした。今は私の気持ちに少しゆとりがあります。
息子も前より集中し早く食べ終わるようになってきました。
協調運動が難しい
発達障害の場合、不器用で、協調運動が苦手なことがあります。
発達性協調運動障害とは?ただ不器用なだけではない?症状、困りごと、相談先、家庭での対応まとめ【LITALICO発達ナビ】
複数の動き、情報をコントロールするのが苦手で、ボール遊びがうまくできない、靴ひもをうまく結べない、字が汚いなど不器用なこともあります。
みんなが何気なくできる動きが、発達障害を抱える人にはできないことがあります。息子も協調運動は少々苦手のようです。
段階にわけて教える
先日、モンテッソーリ教育についてのお話会に参加しました。そのお話会で、動きを個別に段階に分けて子供に教える方法を教わりました。
息子には、作業を一つずつ分解し教えるのが向いているんだろうと感じ、私なりにやってみました。息子はゆっくりですが、彼なりに学習しています。
モンテッソーリ教育を知らない人も多いと思いますが、棋士の藤井聡太さんがモンテッソーリ教育を取り入れた幼稚園に通っていたと話題になっているそうです。今の藤井四段の集中力、才能もモンテッソーリ教育を受けたからではとも言われてるそうですね。
息子には、藤井四段までの才能は期待しないけれど、のびのび学んで自分で自分の道を選ぶようになってほしいなとは思っています。