どーも うっかりママのblackyです。
今日は用事があり外出していましたが、疲れてしまいました。どんより憂鬱です。
繁華街を通り抜けたり、苦手な服選びをしたら、とても疲れたみたいです。
その後は、カフェにいっても、通路のベンチに座っても、脳内が休まらなくて困りました。店にかかる音楽や人の声、雑音が全て頭に入るし、人びとの匂い、街の匂いがきつく感じ、気持ち悪くなりました。
街を歩くのは、こんなにも苦痛だったんだろうか?と思いました。発達障害だからなのか、私は過敏なところがあり、疲れやすいのですが、以前より苦痛に感じます。今日が蒸し暑い日だったからなのか、それとも家にいることに慣れてしまったからなのか…。
今日は転職を考えて、いくつか求人を見ていました。ADHD傾向、低音難聴、虚弱。街を歩くだけでへとへとに疲れてしまう、ポンコツな私には何ができるんだろうと悩んでいます。
まずは履歴書を書こうかなと考えていたら、息子が「折り紙で虫つくって!」と言いました。
息子は手先が不器用なほうで折り紙を嫌がっていて自分からやりたいというのは珍しいことです。本人の意欲を大切にしたくて、早速一緒に作りました。
折り紙の作り方をネットで見て、最も短時間で済むセミをつくることにしました。5分ちょっとで折り、目を描いて完成。出来上がって、パパにも見せて、息子は大喜びでした。
息子が「違うの作りたい」と言い出して、「今日は1つにしたら?大変だよ。」と説明したのですが、「やりたい、がんばる。」と言うのでもう1つ、蜘蛛に挑戦しました。蜘蛛の方がセミより時間がかかります。
蜘蛛作りたいと言った息子は、集中力が続かず、テレビを見たり別のほうを見ながらやるので、なかなか進みません。
私は「もうやめよう。今日はもう十分頑張ったよ。保育園で泥遊びしたんでしょ?疲れてるんだから、続きは明日にしよう。」と折り紙は途中にして今日はおしまいにしようと話しました。息子は「やだー!おりがみ今やるー!」と大泣きして納得しません。
息子は今日保育園で泥遊びをしたから疲れています。すでに折り紙を手離し、いつも寝るときに持っているタオルを抱えて寝る体制なのに、口だけは「折り紙をやりたい」と言っています。夫も息子をなだめるのに疲れて、しまいには怒ってしまい、我が家みんな大荒れ。
私は、息子に「明日にしたら?」と何度か問いかけました。すると、息子が「…あさはおりがみできないから…。」と言いました。
私は、また明日保育園から帰ってきたら、じっくり折り紙に取り組もうと思っていました。「夜じゃだめなの?」と尋ねるとまた泣いて暴れます。
ふと思い付いて、「蜘蛛作って、難しい折り紙つくって、保育園で見せたかったの?」と尋ねると、うわーんと泣いて私に抱きついてきました。
結局、4歳の息子は、自慢したかったようです。セミひとつ作っただけでも立派なのに。
私は「セミ作ったからすごいんだよ。セミつくってるとき楽しかったでしょう。カッコイイよ。くもさんは疲れて折るのが楽しくないでしょ?今はやらないくていいの。」と何度か説明しました。息子はしばらく泣いた後、落ち着きました。
息子は折り紙、工作はあまりやりたがらないので、息子はそういうのは嫌いなのかなと私は思っていました。けれど、本当は折り紙、工作を上手になりたい気持ちもあるのを感じました。息子は失敗するのがこわくて、折り紙が下手な自分を保育園では見せたくないのかもしれません。カッコイイ、自慢できる自分を見せたかったようです。
折り紙ができようができまいが、どっちでもいい。そのままの状態でも、もっとうまくなりたいと頑張るのも、できなくて悔しがるのも全て、私の自慢の息子です。
折り紙の蜘蛛は明日の夜折ることにしました。私も明日履歴書作ることにしました。不安だけれど、やろう。挑戦したり、失敗したり、喜んだり、涙したり…生きるってそんな毎日なのかな。
左の青い折り紙は、セミ、
右の黒い折り紙は、作りかけの蜘蛛