「聴覚過敏と真夏のホラー」金スマ 発達障害のピアニスト野田あすかさんを観て

今夜は私の実家に泊まっています。さきほどTBS 「中居正広の金曜日のスマイルたちへ(金スマ)」 で発達障害のピアニストが紹介されていました。

 

いつもは一人で演奏しているそうですが、今回初めてオーケストラと演奏することになって、そのときのドキュメンタリーでした。

 

コンサート前日、ピアニストの野田あすかさんがオーケストラと音を合わせようとしていると、野田さんは「音が…痛い…身体が痛い…」と苦しんでいました。

 

私はこれほど苦しまないけれど、聴覚が過敏で似たようなことはあります。トラックが通りすぎる音、スピーカーの前にいるとき、雑踏…音で疲れてしまうことがあります。その時の疲労具合、精神状態によってはきついですね。

  

音が痛いと言っていた野田さんですが、コンサート当日は、オーケストラと合わせて演奏ができました。コンサートは成功。私も感動しました。

 

野田さんのコンサートは成功したし、金スマも終わったし、ほっとして寝ようとしたところ

 

 

照明を消した暗いキッチンから「カサ…コソ…」と音が聞こえます。

 

「何だろう…誰もいないのに音がする…こわい…」と思い、キッチンに行くと、プラごみの袋から音がします。実家のプラごみは、扉にフックをかけて、そこにゴミ袋を開いて設置しています。

ごみ袋の中でプラスチック同士がこすれてるのかなと思い、「プラごみの袋から音がするよ。」と母に説明したら母にはその音が聞こえず伝わりませんでした。母は耳が少し悪く難聴の一歩手前だそうです。

 

母は「意味がわからない」と言って、暗いキッチンに行きました。私も後をついていくと、母はおもむろにプラごみの袋に手をいれ、ごみを押し潰そうとしました。

 

するとゴミ袋の中で、茶色い物体がサササと動きました。

 

 

 

ご き ぶ り!!!

 

私は思わず「ぃゃあー!!!」と叫びました。やつはダメなんです。苦手なんです。 

 

母は、果敢にも殺虫スプレーをプラごみの袋の中に噴射し退治しました。それから母は、袋の口をしばり、ゴキはプラごみの袋ごと外のゴミ箱に置いてきました。    

 

これで完全に安心しました。ようやく寝られます。

  

それにしても休職した当初より耳の聞こえが改善されたようです。低音難聴の症状が強いときは低い音は聞き取りにくいときがありましたが、薬のおかげで今は全体的に聞こえてはいます。おかげで音全般うるさく感じることもあります。耳鳴りはしていて鼓膜の動きが悪いので、まだ治療は継続しています。

 

ではまた( ´∀`)