どーもうっかりママのブラッキーです。
最近、発達障害という言葉を耳にする機会も増えました。芸能人でも公表する人もいますね。もし自分の子供が発達障害かもしれないと言われたら、どうしようと悩むこともあるかもしれません。今日は、息子が発達障害の診断を受けてきた話です。
療育センターで診断を受ける経緯
私は昨年休職していましたが、そのころ息子も保育園を登園拒否することがありました。そのことを小児科で相談したところ、療育センターでの受診を紹介されました。
初診でおそらく発達障害・自閉症スペクトラムだろうと医師から言われましたが、ちゃんとした診断を受けることにしました。
診断について
診断には、知的検査、心理士さんとの面談などがありました。検査ではカード、ブロック、パズルなどを用いるので、息子は遊びだと思っています。心理士さんと一対一でやりとりするので、大人がしっかり遊んでくれて、息子にとっては楽しいところみたいです。
診断には検査結果そのものは大事ですが、検査を受けるときの態度なども観察しているようです。私は離れて付き添っていました。
検査の結果
- 息子のIQは年齢平均とほぼ同じ。
- 自閉症スペクトラム(でしょうね)と言われました。
※まだこれからも観察していくのか、”でしょうね”と言われたのかしら。
息子は、やはり自閉症スペクトラムと呼ばれる発達障害でした。
自閉症スペクトラムとは
発達障害には、自閉症スペクトラム(ASD)、注意欠陥多動性障害(ADHD)、学習障害(LD)などが含まれます。
自閉症スペクトラムの特徴とは
- 社会的交流の障害。殻にこもる。距離をとるのが苦手。
- 社会的コミュニケーションの障害。相手の気持ちを察するのが苦手。
- 社会的イマジネーションの障害。同じ遊び、行動に熱中しやすい
息子の場合
今のところ、本人の特性は
- 相手の状況を読み取ること、相手の気持ちを察することが苦手。
- こだわりが強い。
- 繊細で傷つきやすい。
- 助けを求めるのが下手。
自閉症というと、他人と目線を合わさない、孤立しているようなイメージありませんか?自閉症スペクトラムとは、旧来の自閉症から軽度のものまで含めた名前で、同じ自閉症スペクトラムでも個人によって症状が異なります。スペクトラムという言葉には度合いがグラデーションのように異なる意味合いがあります。
息子の場合は友達もいて孤立しているわけではありません。息子は、かなりおしゃべりです。
電車の音マネ、車掌さんのアナウンスをマネしていたり、最近は仮面ライダービルドにはまっていて、保育園でも仮面ライダービルドごっこをしています。
息子は、友達が大好きで積極的に「遊ぼう」と声をかけます。保育園にはガールフレンドがいて、仲良く遊んでいます。息子は、明るい子です。
息子は、友達と遊ぶのが大好きですが、その割に息子の気持ちを理解していないことがあります。一点に集中してしまいがちなので、周囲の状況がよく読めず誤解しやすいです。
検査で、イラストをみて、イラストの人の心情を問う検査がありましたが、息子は「どんな気持ち?」と聞かれたら「泣いている」「笑っている」と答えました。完全な間違いではないのですが、息子は気持ちではなく相手の顔について答えています。泣いている顔でも、悲しいのか、痛くて泣いているのか、嬉しくて泣いているのか色々な気持ちがありますが、息子はそういうのを判断するのは難しいようです。相手の気持ちを察するのは息子は苦手です。
また、息子はこだわりが強く、夢中になって周囲に話しかけることもあります。息子は私に仮面ライダーのことをずっと話続けますが、私はそんなに関心がなくあまり聞いていません。私は無表情のときもありますが、息子は話し続けます。「おしゃべりやめてね。」というと止めてくれますが、はっきり伝えないと息子は理解しません。息子は相手との距離感がうまくとれないようです。
息子は周囲の状況を理解するのが苦手で相手と距離感がうまくとれないために、周囲と喧嘩することもあります。また、相手が怒ってもどうして怒っているのか息子はわからず混乱しているときがあります。
それぐらい普通ではないのか?
息子のことで療育相談をしていると周囲の人に話すと「どこが発達障害なの?」「子供なんだからそんなもんでしょ?」と言われました。ええ、そう思うのもわかります。
息子は普通の子とはちょっと違うぐらいです。でも、何も対処しなければ、成長すると周囲は社会性のある大人になるのに、息子はうまくいかず周囲との差が広がるばかりかもしれません。ちょっとの差が、十年後、二十年後に周囲との大きな差になるかもしれません。
発達障害の診断を受けて
自分の子供が障害と診断が出るとショックを受ける人もいますが、私はそんなに衝撃を受けていません。そうだろうと予想していましたし、診断名が出ることで息子の気持ちが理解しやすくなりました。また、診断名があるほうが、親や夫に息子との接し方のコツを伝えやすくなりました。
来年度は息子は年長なので就学準備があります。小学校に上がる前に、診断が出てよかったと思っています。
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