ねじれ腸についてメディアで見ることがありますが、私はそれです。数年前、久里浜医療センターで受診し、腸管形態異常がわかりました。
たとえ便秘でも数日出ない程度なら問題ないそうです(世の中には数十日間以上出ない場合があるそうですが、そういうのは病院に受診すべき便秘だと思います)。
私は、排便時に腹痛を伴うことがあります。腹痛を伴うことが問題です。私の場合、痛さのあまり、脂汗をかき失神することもあります。腹痛が起き、さらに嘔吐、下痢が起こることがあります。腸閉塞と似た症状ですかね。
病院では、運動と腸のマッサージをするように勧められました。病院で教わったマッサージすれ大丈夫です。
運動、マッサージしていれば、基本的に何も問題ないですが、私は、疲れているときは、腹痛が起こりやすいです。なので、食べ物にも気を付けています。
便秘には、お通じをよくするのに食物繊維がよいと言われますが、食物繊維の量、質によってはねじれた腸内で便、ガスが詰まりやすいです。また、食物繊維は腸内でガスが発生しやすいです(例、食物繊維の多い芋を食べるとおならが出やすい)。他の人にとっては健康的な食事でも、私の場合は腸が詰まり苦しくなることがあります。
外出時に倒れたくないので、食事内容に注意しています。
山菜、タケノコ、ナッツ類、さつまいもなど、不溶性食物繊維を多く含む食品に気を付けています。
女子会に誘われることもありますが、おしゃれなお店で野菜ばかりのメニューになると食べるものに困ることがあります。女子会という状況で既に緊張しているので、腹痛起こしやすいです。
それと、山の中の旅館での食事。山菜フルコースは素敵なおもてなしだけれど、これも困ります。
また、下剤を使用すると危険です。これはお医者さんにも「下剤はおすすめしない。」と、言われました。腸管がねじれているというのは、ふたがされているピストンのようなもので、栓がされているのに下剤で無理矢理押しだそうとすると、圧力がかかりお腹が痛くなります。というか、死にそうになるぐらい痛いです。
実は、腸管形態異常が判明する前、「こんなにお腹が貼るのは便秘のせいなのかな…?」と思い、初心者用の下剤を試したことがあります。夜飲んで、出勤途中に腹痛で倒れそうになりました。トイレが見当たらずなんとか出勤しトイレ駆け込みました。しんどかったー。朝から、脂汗と顔面蒼白なので同僚に驚かれました。
命の危機を感じたので、以後、下剤は使わないようにしています。
下剤の問題は大腸内視鏡を受ける場合です。大腸内視鏡をうける前に下剤をかなり使用す るので、内視鏡の前に倒れている可能性があります…大腸内視鏡は健康な人にとっても体に負担が大きい検査ですが。
腸管形態異常は根本的完治は難しいですが、病院で「ねじれ腸です」と診断されてから、何が腹痛の原因になるのかわかり、注意できるようになりました。お腹痛い日もありますが、診断を受けてから気持ちは楽になりました。便通の際に腹痛あり生活が難しい方は、専門外来の受診をおすすめします。
こちらにねじれ腸のまとめがあります。参考に↓