IBS ねじれ腸と家族たち。遺伝なのか?

04 心と体

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うっかりママのblackyです。またねじれ腸の話。

 

ねじれ腸、腸管形態異常の場合、家族も似たような症状が起きていることがあるようですが、私は専門家でもないのではっきりしたことはわかりません。けれど、我が母方の家系に関しては、親戚のみんなが似たような激しい腹痛を経験したことがあります。

 

法事で発覚?!

私が、久里浜医療センターのIBS外来を受診した際に、先生に「家族で似たような症状の方はいませんか?」と尋ねられました。「母がそうですね。あと、たしかおばも。」と返したら、先生は「もし他に困っている家族がいれば受診してください。」と話してくれました。

 

あるとき、法事の食事で、母の姉に「久里浜の病院で診てもらったら、私がお腹痛いのは『ねじれ腸』なんだって。腸がねじれているからお腹が痛くなるんだって。」という話をしました。私が話をしたことがきっかけで、食事会の後半は『ねじれ腸』の話題になりました。法事で親戚がそろっていて確認しやすかったのですが、どうやらうちの家系はねじれ腸が多いようです。その場で確認できた腹痛経験者は以下の通りでした。

  • 母の姉
  • 母の姉の娘1(いとこ)
  • 母の姉の娘2(いとこ)
  • 母の兄の息子(いとこ)

 

「腹痛が起きて、下痢の後、たまに失神する」という一連の流れを皆が経験していました。そして、皆がこれに関して、病院に通っても意味はないと思っていたようです。

恥ずかしい。耐えればいいと思っている

激しい痛みに襲われても、失神したとしても、基本的に数時間以内に回復すると経験上知っているので、その場さえ耐えればなんとか生活できます。また、下痢の話なんて他人に話しにくい話題なので、私自身も他人にあまり話したことありません。胃腸内科外科の医者に話したこともありますが、大抵は「胃腸炎ですね。」「ストレスですね。」など言われ、整腸剤を処方されて診察はおしまい。腹痛を避けるためにはどうすればいいのかを知りたいのに、原因になかなかたどり着けませんでした。

 

私の診察結果を親戚と話した結果、どうやら皆ねじれ腸らしいということが親戚で共有できてよかったのです。けれど、結局、私以外の人は久里浜医療センターを受診していません。というのも、ねじれ腸は、腸管のかたちが基本的に変わらないため治らないからです。私が久里浜医療センターを受診した結果、運動・マッサージ等について指導されましたが、薬は処方されていません。自分で生活を気をつければいいわけです。私の家族・親戚はそもそも耐えればいいとしか思っていなかったので、原因についてあまり関心がなかったようです。とはいえ、『痛いときは耐えるしかない』状態から、『痛くなる場面を少しは避けられる』ので生活の質はよくなります。

 

親戚の経験談を聞いた結果の推理

私の弟と、いとこ(男)の二人は、頻繁に腹痛で困ることは少ないようです。けれど、どちらも仕事が多忙のときに腹痛で倒れたことがあるそうです。女性陣は皆、普段から頻繁に腹痛が起きています。女性は月経前には黄体ホルモンの働きで大腸の動きが鈍くなり便秘になりやすく、それが影響しているかもしれません。

また、うちの親戚の女性陣は開腹手術の経験がある人が複数いたからかもしれません。開腹手術した後、腸閉塞になりやすいそうです。

女性でも男性でも、強いストレスがかかると腹痛が起こりやすいのは共通しています。

 

専門外来を受診しよう

腸管形態異常についても医者の中でも認知度が低いし、素人の私にはもっとわかりません。それでも私がブログに書いているのは、以前の私のように「いつ倒れるかわからない、倒れたらどうしよう」「もしかして死んでしまうの?」と生活に不安を抱えている人が、専門外来を受診できるといいと願っているからです。

 

参考になればいいな。

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