どーもうっかりママのblackyです。
夫はうつ病と診断され、休職しました。けれど、休職直前に新車を予約していました。
妻である私は、色々と不安でした。夫の体、心は大丈夫なのか?生活は大丈夫なのか?車の購入ができるのか?
これまでの話はコチラにまとめてます↓
まず結論を述べます。
新車は購入し、今でも使っています。
車は売りませんでした。キャッシュフローが不安なので『購入後、即売却する』のが通常低リスクですが、我が家の場合は即売却しなくても大丈夫だろうと考えたからです。
第一に、私も夫もホワイト企業に勤務なので、休職してもお金は入ってくることも、即辞めさせられることもないと予測できました。休職で収入は下がるだろうけれど、支出を減らせば生活はできるだろうと予測しました。
第二、貯金がありました。車購入を現金一括で支払っても、貯蓄がまだありました。夫婦ともに無職でもしばらく暮らせるぐらいにはありました。夫は、日頃から貯蓄してくれていました。
そして、何よりも一番の理由は、
ほぼ無趣味な夫が「この車が欲しい」と言ったから。
数年前から、夫は、雑誌やネットコラムを読んでいるうちに「キャンプしたことないなー。してみたいなー。」と言うことがありました。
私は、蚊に刺されやすくて、キャンプは嫌でした。なぜか蚊に刺されやすいんですよ。私がキャンプ場にいると、他の人は刺されず虫よけ対策したはずの私は十数か所刺されるぐらい。マジ蚊嫌い。
「屋外キャンプは無理だけれどコテージならOK」と夫に話しました。けれど、夫はアウトドア経験が浅いから、「いきなりキャンプは難しい。」という話になりました。
夫は、さらにアウトドアについて調べました。それからしばらくして「キャンピングカーで道の駅めぐるのも楽しそう」と考えがシフトしました。
しっかり夫はまだ調べます。「キャンピングカーは中古車でもそれなりの額がかかるので、いきなり始めるのは難しい」と考え、夫がたどり着いたのは
『車中泊』。
車中泊って、車に寝泊まりすることです。
夫が考えた車中泊は
- 車は日常でも使える普通車
- キャンプ、バーベキューはしない
- 夜間はサービスエリアか道の駅に駐車する。
- 車の座席シートを倒し、便利グッズで寝る場所をなんとか確保して寝る。
キャンピングカーはキャンプ仕様になっている車ですが、車中泊は普段使いがメインの車を創意工夫で寝床にします。
夫は、ドライブと車中泊をするために車を選びました。
新車購入の契約をするとき、夫は「座席がフルフラットになって~」「ここにも物が収納出来て~」「キャンプ用のシュラフとかマットがあると寝やすいから~」などなど、私に車の良さと車中泊の仕方について話していました。
車中泊のプランを楽しそうに話していた夫の姿を思い出すと、車を諦めて手放すなんて、妻である私には無理でした。
「好きなことがわからない」「生きる意味がわからない」と嘆き、休職し部屋で寝ている夫に、生きることの楽しさ、面白さを少しでも感じてほしいと思いました。