破局・離婚理由「性格が合わない」「価値観の相違」
最新版!離婚の理由・原因ランキングTOP10 [離婚] All About
離婚理由はやっぱり1位は「性格が合わない」からですか。
2018年6月に確認できる資料(裁判所の統計資料・司法統計の結果・2016年度版)では、妻側も夫側も、離婚理由の1位は「性格が合わない」からだそうです。
芸能人や著名人の離婚発表なんかでも「性格の違い」「価値観の不一致」と報道されているのを目にしますね。それぐらいカップル・夫婦の間で、性格や価値観が違うことが問題になるということですよね。
そもそも同じ価値観や性格の人はいるのか?
そもそも同じ性格の人間って存在するのでしょうか。価値観がぴったり合う人っているのでしょうか。
例えば、生年月日が同じだと占いや性格が同じような結果が出ますが、実際の性格や価値観は異なりますよね。同じ親から生まれても育て方で変わってきます。人はそれぞれ違う親の元から生まれ、それぞれの環境で育つわけで、性格や価値観なんて千差万別です。同じ性格・価値観の人を選ぶなんて、宝くじに高額当選するのと、どちらが確率高いのか?ぐらい難しいのではないでしょうか。
そんなことみなさん理解していると思うのですが、それでも破局・離婚の理由の多くは「性格の不一致」「価値観の相違」ですよね。
今回は、性格や価値観の異なるパートナーと良好な関係を築き別れないためのコツを紹介します。
性格、価値観は人それぞれ
例えば、タバコについてどう思う?
例えば、タバコを例に考えます。私はタバコがきらいです。屋外でも吸われるのは困るし、歩きタバコ反対!煙は大嫌いです。でも、タバコが好きな人もいるし、歩きタバコをする人もいます。タバコは吸わないけれど、吸ってもいいと考える人もいます。
このように価値観、考え方は人それぞれです。
モラルとは
私は歩きタバコをしてはいけないと考えています。けれど、歩きタバコを問題と思ってもいない人もいますし、一部の範囲を除けば歩きタバコは規制されていません。
歩きタバコは、モラルの問題です。モラルとは道徳や倫理意識のことで、人が進むべき道、普遍的な善悪の判断基準です。最近の社会の風潮としては、「歩きタバコは良くない」という意見が多くなっていますので、「歩きタバコはモラルに反する」といえます。
モラルに反するが、違法ではない
歩きタバコは法律違反ではない…
歩きタバコがモラルに反しているとしても、一部の地域を除き法律違反になりません。
議会が遅いから、自治体の対応が悪いからという意見もあるでしょうが、法とは私達社会一般の意見が集約されるべきものだから、地域によっては歩きタバコについて意見が分かれたり問題視されないこともあるでしょう。
浮気は悪いこと?
他にも、モラルに反するが違法ではないことがあります。例えば、浮気です。
交際中に彼氏が他の女性したら、どう思うでしょうか?「交際相手を傷つけて最低」「浮気性の男は最悪」と考える人が多いでしょう。浮気はモラルに反しますが、法違反ではありません。
また「浮気」をどのように判断するかも人それぞれです。
交際している男性が異性と二人で食事をしたら浮気と浮気と考える人もいますし、行為をしたらと考える人もいるでしょう。極端な話、交際している男性が女性と一緒に会話しただけでも嫌という人もいます。どこからが浮気の境界線なのかは人それぞれです。
浮気の定義さえあいまいだと浮気が悪いのかどうかの判断って難しいですよね。
※私は浮気症の男は嫌いです。
モラルで判断しない、法律で判断する
彼氏彼女、妻夫、パートナーの「言い方がきつくて、悲しかった」「態度が冷たくて傷ついた」というようなことありませんか?一緒にいる時間が多ければ、多かれ少なかれありますよね。
言い方や態度がきついとしても、それは法律に反するようなひどいものでしょうか。強迫や名誉棄損などの犯罪にあたりますか?
もしまだ相手と関係を続けたいと思っているならば、相手にされたことがモラル・マナーに反していても違法でなければ、相手を責めないほうがよいです。
なぜなら、相手は悪いと思ってないからです。悪いと思っていなければ、当然反論します。相手も「お前こそ悪い」と責めてくることもあるでしょう。こうなると口論が終わりません。どちらが悪いか?どちらが正しいか?という議論になります。
けれど、モラル、価値観は人それぞれ違うので、両者の納得する答えはなかなか出ません。話し合っても終わりが見つからないでしょう。そうなると、関係ない過去の話まで話題になったり、暴力沙汰になってしまったり、けんかがとても難しい問題になります。
交際相手、配偶者などパートナーの言動で傷ついたとしても、相手に「ひどい!」「それは悪い!」と言わないのが、口論を長引かせないコツです。
では、相手に自分の気持ちを何も言ってはいけないのか?というとそうではありません。ちゃんと伝える方法はあります。
長くなったのでまた今度書きます。
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