中学受験 算数 ADHDでも合格する方法 途中式を書く。

02 発達障害

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どーもうっかりママのブラッキーです。中学受験の算数の話をしますね。 
  

私は、私立中学出身です。学生のころはADHDだとは当時は気づいていませんが、うっかりミスが多かったです。

中学受験向けの塾の入塾テストでは、計算問題のミスが多くて合格基準に達していませんでした。教室長が「…うっかりミスが多いけれど、なぜか応用問題は解けているから、今後に期待して合格。」と言ってお情けで入塾できました。

 

それでもお情け合格できたので、なんとか成績はあがり進学校に合格しています。今回はADHDでも合格できた算数の取り組み方について紹介します。

式は縦に書こう

四則計算は今でも苦手ですね。

うっかり計算ミスしないように私が注意していたことがあります。

計算の途中式を縦に書くことです。

例えば、

小学生の多くは横に書きます。

3-2+1 = 1+1 = 2

 

私の場合は縦に書きます。

3-2+1 = 1+1

                = 2

 

ADHDの場合はワーキングメモリが不足しがちで、最初にどんな計算をしていたか、どんな順番で計算していたか、忘れてしまうことがあります。

数学のように縦に式を書いたほうが計算のプロセスがわかりやすいです。

 

途中式をしっかり書く

途中式は省略せず、全て書きましょう。どこで間違えたかが後でわかります。

 

私は教室長のお情けで塾に入れたのを知っていて、うっかりミスが多いことを自覚していました。小学生の頃から、ミス・失敗はしたときにどうするかを意識していました。

途中式を書くことで、途中の計算に誤りがあっても修正でき、最終的には正確に解けました。

途中式は全てしっかり書くことが大切です。

 

合理的にやる

ADHDの人は衝動的に動いてしまうし、約束守れないし、だらしない人のイメージありますよね。途中式なんて面倒臭がって書かないと思いますよね。

 

けれど、ADHDの人って合理主義なところがあって、自分が楽になることであれば、積極的に新しいことも覚えようと努力する一面があると私は思います。

私は途中式を書くほうが自分にとって合理的だと思い、小学生のころから式をしっかり書くようになりました。

 

「計算が面倒」「式なんて書きたくない」と言うお子さんもいるかと思います。そういうお子さんには、途中式を書くほうが合理的であることを説明し、納得できれば、式を書くようになるかもしれません。

 

計算は苦手でも大丈夫

15-7=8 が、私は暗算でパッと答えが出ません。それでも受験は合格できたし社会人になりました。社会人になれば、電卓やExcelなどの表計算ソフトを利用し計算するので、自分で計算しなくても大丈夫です。

コンピュータによって計算はしなくてよくなっても、式を作るのは自分です。計算問題が正解すればいいのではなく、論理的に考え解くことが大切だと私は思います。自分ひとりでも論理的に思考し生きていく術を、私の息子には身に付けてほしいと思っています。

 

発達障害と学校、勉強・学習方法(主に中学受験)についてはこちらにまとめています

 

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