保育園・学校への苦情の仕方。伝わらないことは悲しい。

どーもうっかりママのblackyです

 

息子が発熱

先日、保育園に息子を迎えにいくと、息子が先生にだっこされて半べそでした。

「『ママ』と言ってドアのところから離れなくて…」と先生に説明されました。

 

私が、息子を受けとり抱き抱えると、息子は「…あつい。あついの。」とつぶやきました。確かにいつもより体全体が熱いようでした。

 

そのまま急いで連れて帰ればいいのですが、園の事務所に寄りました。園長先生がいたので、「体温計ありませんか?」と質問しました。

園長先生が息子のおでこを触ると熱いと感じたのか、急いで体温を計ってくれました。

 

やはり体温は38度ほどありました。

検温する間に、園長先生に「息子は『あつい』と先生に言ったようですが、先生には伝わらなくて泣いてしまったようで…。」と私は説明しました。

園長先生は、その場で書類を確認し「午後お昼寝後に検温したときは平熱だったようですが、気づかずすみません」と謝罪してくれました。先生が用意してくれたお水を飲んでから、息子を連れて帰りました。

 

保育園・学校へ苦情を言う

私は今息子が通っている保育園は、とてもよく対応してくれていると思っています。いじめや暴力といった問題もなく良い保育園です。保育園の先生が努力して保育園を盛り上げているのがわかるので、何か不満があってもためらうこともあります。

けれど、不満を抱えているままだと「先生は何もしてくれない」「保育園はやってくれない」と保護者側は勝手に考えてしまって、安心して子供を預けられなくなってしまうと思います。何か不満があれば保育園・学校には伝えるほうがいいと思います。

 

今回は私が抱きかかえるとすぐに息子の発熱に気が付くぐらいなので、息子をみていた先生も気が付いてもよかったと思いました。その先生にその場で直接「息子は発熱しているのでは?」と言ってもいいのですが、先生個人に訴えると軋轢が生じ、後々関係がこじれるかもしれません。

私は、保育園に不満がある場合は、先生個人に言うより、管理責任者に伝えるようにしています。組織体制がしっかりしていれば、管理責任者が苦情に対応するので、先生ひとりひとりに指導がいくはずです。問題は組織全体で考えてほしいと思っています。

 

伝わらなくて悲しい

うちの息子は発達障害の疑いがあり、保育園側もこれから療育相談を受けます。

登園拒否する息子 保育園の先生と個人面談 – ADHDうっかりママのポンコツ平常運転。

息子は感覚が過敏なほうで疲れやすいです。他人には理解しにくいこともあるので、自分の感覚や気持ちを他人に伝えるように、息子には教えています。

息子が発熱したその日は暑かったので、私は「暑かったら先生に『あつい』と言うんだよ」と息子に説明していました。息子は「わかったー。ぼくねすぐあつくなっちゃうんだよ。」と話していました。

息子が先生に抱きかかえられ半べそだったのは、先生に「あつい」と伝えたのに、先生は気づいてくれなくて悲しかったからでした。

帰り道、息子に「先生に言ったのに先生に伝わらなくて悲しかったの?」と尋ねると息子は泣いていました。私は「ちゃんと伝えてえらいね。自分で気が付いてえらいね。おにいちゃんだね。」と話しました。

『おにいちゃん』というワードが嬉しいアホ男子4歳は、「えらい」とほめられるとすぐ泣くのを止めて、「ぼくねーきがついていたんだよ。せんぷうきが、1つとまってたんだよ。あつかったんだよ。」と得意げに話していました(扇風機なんて細かいこと、よく見ているなと驚きました)

 

気持ちを伝えること、共有すること

成長していくうちに、対人関係や社会で問題や困難を感じることもあります。特に、発達障害があると、他人には理解されにくい感覚や気持ち、問題を抱えやすいです。息子も成長していくうちに、そういうことがいくつも起こると思います。

私としては、息子に困難を対処できる術を身につけてほしいと思っていますが、まだ幼児の息子には全ての問題を解決することはできません。

まずは、何かあれば誰かに伝えられるようになってほしいと思っています。私は息子の気持ちを受け止めて成長を見守っていきたいと思っています。